炭焼き窯、石窯などを併設する元越村の中核になる作業小屋の建築をいよいよ開始しました。
先ず、先月末に搬出した材木の皮むきです。
皮の剥きやすい夏の始め頃までには終えるはずだった皮むきがこの時期なると大苦戦です。

竹べらくらいで剥けるものが今は刃物が必要です。
時間のある時に2,3人のメンバーで頑張って、1週間余りかかりました。
次は、堀立柱のために埋める部分を保護するためしっかり焼きます。

丸木柱に直接丸木の軒桁をのせるので柱の頂部をチェーンソーで丸く削ります。

いい感じにセットできそうです。

柱と軒桁のイメージができました。


棟木に軒桁、垂木用の丸太を載せると屋根の部分が見えてきました。
建築には皆んな素人なので予め地面で形を作ってクレーンで吊るし上げる方法を取ることにしています。
地元の大工さんにもアドバイスをもらいましたが、結構大変です。
ホソとホソ穴で組み込むのは大変なので、羽子板ボルトや普通の長ボルトを使って止めることにしました。



各所に筋交いを入れて強度を高めます。

なんとか形ができてきました。
組立作業している隣には基礎を作る(といっても掘り立小屋だから穴掘り)ための線引きができています。

6×8㍍の結構大きな小屋になりそうです。
今日は日曜日だったので参加者も多かったのですが、平日になる明日からはこのメンバー全員がかかるわけにもいかないので棟上げまでにはまだしばらく時間がかかりそうです。