
早生ミカンが終わって、晩生温州ミカンの季節になりました。
今年も収穫前の味チェックです。

まず、実際に1,2袋食べてみます。
但し、味わったら飲み込まずに吐き出します。
そして、

糖度計で、糖度を測ります。
収穫するかどうかは、糖度よりも食べたときの味で決めますが、糖度10度以下のものは
”甘味不足”でまだしばらく様子見です。
チェックするのは、1本の木で3個くらい。
完熟している実は避けて、少し着色不足のもの選びます。
糖度と味はチェックシートに記録します。
チェックシートには、木の状態、実の付き具合なども書きます。

甘くて、酸味を”酸味”として感じないレベルのものを”合格”として木の番号の前に丸印を付け、

木に付けている番号札に黄色のテープを付けます。
一回目の味見で合格したのは、53本中23本、一週間後の再チェックでは9本でした。平均糖度は11.7度。
今年のミカンは例年並みかな?
もちろん、テープが付いている木でも、着色不測のものは収穫せずに、いい色になるまで待ちます。

いよいよ収穫開始。
忙しい年末が始まりました。