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元越山麓「色利浦」のお盆顛末です
- 2011/08/16(Tue) -
わが色利浦の盆セレモニーはちょっと変です。
普通は13日に迎え火を焚いてご先祖様を墓地から家に連れて帰り、16日に送り火で家から墓地に
帰ってもらうのでしょうが、色利浦では、14日と15日にお墓参りをします。
まあ14日に家に帰ってもらって15日にお墓に帰ってもらうとしているのかもしれませんが・・・。

15日には盆踊りがあります。
この日は朝から初盆の家族と自治会の役員は”新盆”の供養のために、盆踊りの音頭櫓の横に”祭壇”
を作ります。(音頭櫓は消防団の人たちが組み立てます)
私は地区のボランティアメンバーで参加しました。
祭壇作りです。
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隣では消防団が盆踊りの音頭をとる櫓を作っています。
色利浦では音頭はすべてライブなので大変です。
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今年は春先から不幸が多く、新盆も17軒とこれまででも最多でした。
15日の夕方からお参りの人が列をなしていました。
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祭壇には遺影、戒名のほかに、お団子が備えられ、参拝者は一軒ごとに線香をあげていきます
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午後8時過ぎごろから盆踊りの輪が少しずつできてきます。
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アンパンマンも駆けつけてくれました。
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でも、なんといってもわが色利浦の盆踊りの最後を飾る”弔い踊り”は必見です。
新盆の家は、和傘の骨の1本、1本に線香を結び付けます。
また、柄の上部(下ろくろ)に故人のゆかりの衣類を結びつけます。
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午後11時ごろ、”弔い踊り”の音頭が始まると、傘の骨に付けた線香に一斉に火をつけ、この傘を持った
人を先頭に遺影を持った人が続き、その後を家族・親戚の人たちが連なって踊りながら輪を回ります。
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まるで夜空に舞う鮮やかなクラゲのように、ふわふわ、ゆるゆる・・・・
音頭の調子もそれまでののびやかな普通の踊りの時と違って、ちょっと切なげな、やや哀調を帯びたものに変わります。
IMG_1587.jpg
それまでの踊りの輪に17家族の列が加わって、いよいよクライマックスです。
もう見ている人はごく一部(私くらい・・・?)で、ほとんど全員が輪となり、波になります。
約30分、11時半にはお開きです。

それから約6時間。
16日の5時半にはお盆最後のセレモニー「精霊流し」が始まります。
新盆の家では、大きいものでは長さ1.5メートルもある精霊船(地元では”精霊さんと呼びます)に
色とりどりの飾りをつけます。
IMG_1591.jpg

船の制作は地元の船大工さんに頼むことが多いようですが、一艘ウン万円とか。
盆踊り会場のすぐそばの海に流します。
まっすぐ沖の方に行くように介添えの人が途中まで送っていきます。
IMG_1596.jpg

17艘の精霊船が無事に西方浄土に向かって漕ぎ出していくのですが、この頃は海を汚さないようにと、少し沖まで出たら演者の人が船で回収に行きます。それがちょっと興ざめです。
せめて船影が見えなくなるくらいまで沖に出てからにすればと思うのですが。

IMG_1598.jpg

陸の方では朝早くから見物人が一緒に送ります。
IMG_1603.jpg
みんなが引き上げるころ、米水津湾に朝日が昇ってきました。
これで今年のお盆もおしまいです。
IMG_1604.jpg
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コメント
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 ミカンヤのコンさん、おはようございます。
今日は素晴らしい供養盆踊りと精霊流しを拝見させて頂き、ありがとうございました。
地域文化を継続なされております皆様方のご努力に敬服致しております。
弔い踊りの和傘にはどのような言い伝えがあるのでしょうかね。
穏やかな朝日のお写真、生きてることに喜びを感じました。
2011/08/17 05:46  | URL | うすきハッピーリタイアメント #tkH/NvUc[ 編集] |  ▲ top


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