登山口駐車場横に借りたクヌギ林(仮称;元越広場)で炭窯作りをスタートしました。
リーダーはメンバーの中で唯一炭窯経験者の「登山道守る会」会長です。
広場の一番奥が設置場所です。
まずは少し高低のある地面を均します。

会長は水道工事会社のオーナーでもあるので、重機の操作もお手の物です。
水平を取る装置も自前で結構本格的なのです。


平らになった地面に窯の形を描きます。
”地割り”と言うのだそうです。

長径3m、短径2.4mの楕円形に90cmの焚口を作ります。
窯の上には屋根を作るのですが、その柱となる角材を固定する20cmほどのパイプを埋め込みます。

屋根用の柱となる鉄角材を入れ、セメントで固定します。

窯側壁作り開始です。
まず、手頃な石で形を作ります。

赤土を練ります。

これは会長が焼酎3本で知人から譲ってもらったものを、みんなで錆落としし、ペンキを塗って綺麗(?)にしました。
実際作り始めてみるとこの機械はほんとに便利でした。
石と石との間に練った赤土を隙間の無いように詰めます。


土壁に隙間ができないように、土を詰めながら木の槌でぺったんぺったん叩いて空気を追い出します。

この作業が結構大事なようです。
煙突も作ります。

第一日目の成果です!
窯側壁の基礎がなんとかできました。

このあとはさらに石を集めてきて、土を練って、石を積んで、土を叩いてひたすら壁を作る作業が続きます。
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